後天性眼瞼下垂治療薬「アップニーク®ミニ点眼液0.1%」がまもなく発売されます!
手術をせずに眼瞼下垂(がんけんかすい)の治療ができるようになります。年齢とともに下がってしまった気になるまぶたを、少し持ち上げてくれます。

有効成分であるオキシメタゾリン塩酸塩がミュラー筋(上眼瞼挙筋の補助筋)に働きかけることでミュラー筋が収縮し、上眼瞼(上まぶた)を持ち上げる効果があります。
点眼後15分経過したくらいから効果が現れ、約8時間持続するという臨床結果がでています。
ベースラインからの変化量は約1mm!!
約1mmという数値は変化を感じられるかどうか個人差があると思います。また、基本的に眼瞼下垂の治療には手術が有効であるため、軽度の場合に適用となるでしょう。
大事なことがもう一つ。保険診療の対象ではなく、自費診療(自由診療)です。使用方法や料金、注意点などについては、導入後にホームページ上に反映します。もう少々お待ちください。
ここからは、眼瞼下垂とはどういう症状なのかを説明をしましょう。
眼瞼下垂はまぶたを持ち上げる筋肉(眼瞼挙筋とミュラー筋(眼瞼挙筋の補助筋))や瞼板と眼瞼挙筋をつなぐ腱膜(挙筋腱膜)の機能不全により上まぶたが下がってしまい、視野が狭くなってしまう症状をいいます。特に上方の視野が狭くなるため、よく見ようとして首を後ろに傾けることによる肩こりや頭痛なども症状として挙げられます。日常的に見づらい状況は不便に感じることが多いですし、さらに外見のことに触れると、まぶたを無理に上げようとしておでこにシワが寄ってしまうことや、上まぶたが下がってしまうのでいつも眠そうに見えてしまうこともあります。
先天性眼瞼下垂と後天性眼瞼下垂
先天性眼瞼下垂は、生まれながらに上眼瞼挙筋の働きが悪いためにまぶたが視界を遮ってしまいます。子どもの場合、視力の発達に悪影響がでることもありますので早期に専門の眼科医を受診してください。
後天性眼瞼下垂にはいくつかの原因が考えられますが、代表的なものを紹介します。
- 加齢によるもの
原因として多いのは、加齢による筋肉の衰えによるものです。まばたきは個人差がありますが、成人の1分間の平均が15回~20回といわれています。1分間に20回として1時間で1,200回、1日換算では睡眠時間を8時間として起きている16時間で19,200回のまばたきをしています。こうしてみると、まぶたを持ち上げる働きの挙筋腱膜や動かすための筋肉の使用頻度はとても高いですよね。これらが年齢(一般的には50代以降)とともにまぶたを支えられなくなってくるのです。
- ハードコンタクトレンズの長期使用
長期間ハードコンタクトレンズを使用している方に多くみられます。理由はハードコンタクトレンズの特性にあり、酸素を多く透す素材に厚みがあり装用時にはまぶたの裏側から挙筋腱膜を刺激してしまいます。さらにレンズを外すときにはまぶたを引っ張るために力が加わることで挙筋腱膜のゆるみや外れるといった症状が出ることがあります。適切な治療をおこなった後はコンタクトレンズの使用を控えることをお勧めします。どうしても引き続き使用したい場合は上まぶたに刺激を与えないことを優先して、ソフトコンタクトレンズへ変更するか、ハードコンタクトレンズの場合は下まぶたを下げてスポイトで外すようにしてください。
- その他、外傷・神経系疾患・生活習慣病が原因のものなど
眼瞼下垂の原因となり得るものには、けがや病気から影響をうけることがあります。これらは筋肉や腱膜の動きに関係し、動きを阻害してしまいます。眼科だけでなく、他の診療科とも連携しながら治療することになります。
